K-sukeの生理学×心理学×経済学

K-sukeの生理学×心理学×経済学

あなたの生産性を底上げするブログ

「初頭効果」と「親近性効果」で印象をアップさせよう!

f:id:biology641:20181029225457j:image

こんにちは、K-sukeです。

今回は心理学を利用した印象アップの

秘訣、「初頭効果」と「親近性効果」を

紹介したいと思います。

 

<初頭効果>

突然ですが、

〇「好きなことには集中力を発揮しますが、

      慎重になることを忘れてしまいます。」

 

〇「慎重さはありませんが、

      好きなことには集中力を発揮します。」

 

この2つの自己紹介、

どちらの方が印象良く感じましたか?

上はポジティブなこと→ネガティブなこと

下はネガティブなこと→ポジティブなこと

という構成ですよね。

 

実はポジティブな情報は先に出した方が

持たれる印象が高くなると言われています。

これは「初頭効果」という心理効果の一つです。

ポジティブな情報が心のクッションに

なってネガティブな情報が緩和されるため、

そのような効果が発生しているという説があります。

自己紹介以外でも、上司や先輩に

"良い報告"と"悪い報告"をしなければ

ならないシーンでは、"良い報告"を

先に出すことによってお怒りに触れる

ことから免れることが出来るかも...

 

<親近性効果>

「初頭効果」については理解できたと思います。

しかし、注意しなければならない

親近性効果」というものがあります。

これは最後に聞いた情報が最も

印象に残りやすいという心理効果です。

ネガティブなことを後回しにすれば

それが相手の頭に強く残ってしまうのです。

 

(じゃあ駄目じゃん...)

って思いました?そんなことはありません。

「初頭効果」と「親近性効果」。

この二つの心理効果を巧みに利用すれば

好印象を抱かれつつ、ポジティブな

イメージで捉えてもらうことが可能です。

 

<三段階構成>

例えば面接で、"あなたの長所と短所を

含めて簡単に自己PRを行ってください"

と言われたとき、上で触れた

「初頭効果」と「親近性効果」を用いて

構成を立てることで、面接官に対して

印象アップを狙えるかもしれません。

 

「初頭効果」なら

〇ポジティブなこと→ネガティブなこと

「親近性効果」なら

〇ネガティブなこと→ポジティブなこと

 

この二つを組み合わせて

〇ポジティブ→ネガティブ→ポジティブ

という三段階の構成にしてみましょう。

ポジティブな情報で始まり、

ポジティブな情報で締める。

「初頭効果」と「親近性効果」のW効果です。

 

初めに紹介した例を用いると

 

〇「好きなことには集中力を発揮しますが、

     慎重になることを忘れてしまいます。

     人と協調することで短所を補えば

     生産性に関して誰にも負けない自信があります。」

 

といったところでしょうか。

自分の特徴に当てはめて応用してみましょう。

新しい環境で受ける印象は変わってくる

かもしれません。ぜひ使ってみてくださいね。