「初頭効果」と「親近性効果」で印象をアップさせよう!
こんにちは、K-sukeです。
今回は心理学を利用した印象アップの
秘訣、「初頭効果」と「親近性効果」を
紹介したいと思います。
<初頭効果>
突然ですが、
〇「好きなことには集中力を発揮しますが、
慎重になることを忘れてしまいます。」
〇「慎重さはありませんが、
好きなことには集中力を発揮します。」
この2つの自己紹介、
どちらの方が印象良く感じましたか?
上はポジティブなこと→ネガティブなこと、
下はネガティブなこと→ポジティブなこと、
という構成ですよね。
実はポジティブな情報は先に出した方が
持たれる印象が高くなると言われています。
これは「初頭効果」という心理効果の一つです。
ポジティブな情報が心のクッションに
なってネガティブな情報が緩和されるため、
そのような効果が発生しているという説があります。
自己紹介以外でも、上司や先輩に
"良い報告"と"悪い報告"をしなければ
ならないシーンでは、"良い報告"を
先に出すことによってお怒りに触れる
ことから免れることが出来るかも...
<親近性効果>
「初頭効果」については理解できたと思います。
しかし、注意しなければならない
「親近性効果」というものがあります。
これは最後に聞いた情報が最も
印象に残りやすいという心理効果です。
ネガティブなことを後回しにすれば
それが相手の頭に強く残ってしまうのです。
(じゃあ駄目じゃん...)
って思いました?そんなことはありません。
「初頭効果」と「親近性効果」。
この二つの心理効果を巧みに利用すれば
好印象を抱かれつつ、ポジティブな
イメージで捉えてもらうことが可能です。
<三段階構成>
例えば面接で、"あなたの長所と短所を
含めて簡単に自己PRを行ってください"
と言われたとき、上で触れた
「初頭効果」と「親近性効果」を用いて
構成を立てることで、面接官に対して
印象アップを狙えるかもしれません。
「初頭効果」なら
〇ポジティブなこと→ネガティブなこと
「親近性効果」なら
〇ネガティブなこと→ポジティブなこと
この二つを組み合わせて
〇ポジティブ→ネガティブ→ポジティブ
という三段階の構成にしてみましょう。
ポジティブな情報で始まり、
ポジティブな情報で締める。
「初頭効果」と「親近性効果」のW効果です。
初めに紹介した例を用いると
〇「好きなことには集中力を発揮しますが、
慎重になることを忘れてしまいます。
人と協調することで短所を補えば
生産性に関して誰にも負けない自信があります。」
といったところでしょうか。
自分の特徴に当てはめて応用してみましょう。
新しい環境で受ける印象は変わってくる
かもしれません。ぜひ使ってみてくださいね。